浮気男のシンデレラ
陽和は、断られるのを覚悟でLINEを
送る。
季節は冬、街には行く所行く所ツリー
が飾られ街を色どっている。
朝から雨が降っていた、9月半ばから
始まった。
お試し期間、11月は彼の
繁忙期が重なったせいか、付き合いは
すっぽ抜けて殆ど会って居ない。
「ねえ、21日はどうなった?」
中々返事がないので陽和の方からLINE
してみた。
⚡ピコーン
以外と早く返事が返ってきた。
「パーアニーホテルのスイート予約
したよ。夜景も綺麗だし、陽和も
満足するよ。
AM11:00遅れるなよ。
奮発したんだからな‼」
「あの・・・あのさ、リ.ジオンは、
どうなったの?」
「ああ、社長に頼んだよ。
大丈夫、陽和が心配する事じゃ
無いから。」
「ありがとう慶一道、素直に、
嬉しい。」
「当たり前‼ 陽和が一番だからな‼」
陽和は単純に嬉しかった。
前の日からとは行かなかったけど、
慶一道がジオンより陽和を選んで
くれた事が何より嬉しかった。
慶一道が、パーティに出ないのだか
ら、ジオンは来日しない。
つまり前の日の、お泊まりも無い‼
と言う事になる。
弾んだ陽和の声を聞きながら慶一道は
“忘れられない誕生日にしてやるよ。
俺を騙した報いは受けてくれよな‼
いい物見せてやるから遅れるなよ。“
「陽菜、陽菜ー陽菜ー‼」
「どーしたのお姉ちゃん。」
「あんたさぁ!大人っぽい服選ぶの
上手いから買い物付き合ってくれ
ない。」
「え‼今日?急に?何で!」
「土曜日、友達とランチいくんだー
ドレスコードのあるお店だから、
お願い。」
「え‼ランチ?土曜日ってお姉ちゃんの
誕生日じゃ無かったっけ?
ふ〜うん、バレバレだね。
友達とランチは、そんなに
おめかししないよね。
予想はつくけど。
晩御飯は、ネエネの奢りね‼」
「 う、うん、ポッ〃▽〃♡」
「わっかりやす〜中坊かよ。」
木曜日、そんな訳で買い物に出た。
陽菜御用達のブティックへと向かう。
私はモールとか、その辺の手頃
な、場所で買い物をすませるけど
陽菜は違った。
ちょっと気遅れしそうなお店、
高級感がある、陽和の行き付けの
お店とは、雰囲気からして違う。
ちょっと高かったけど、おかまチック
な、体格のいい店長さんのアドバイス
で、赤い背中がちょいカーブしてて
赤いシッカリしたリボンが肩甲骨の
当たりに付いていて、体にフイット
した、大人可愛い服を購入した。
「あらぁ〜可愛いわぁー
カレシもぜ〜ったい喜ぶワ〜
陽菜〜陽菜〜妹さん可愛いわァ〜」
雑誌を、読んでいた陽菜静かに近ず
いて、上から下まで眺めた後
「うん、似合う。
これにしなよ、さすが店長‼」
「๑˙❥˙๑ウフじゃあ陽菜、今度は妹さん
も飲み会さそいなさいよ‼
ね、ね、飲み会いらっしゃい。」
「店長、妹じゃないんだ〜
姉、姉だからね。
しかもオッサン好みじゃないから
ザンネン‼」
「もおおおお、
まだ27よ‼オッサンじやないわよ。
小憎たらしい子ねー‼
もう、ただ酒のませないからね‼」
陽菜が読んだままのファッション誌に
リ.ジオン来日と見出しに載っていた。
「あらぁ、ジオン来るのね。」
陽菜と店長さんが何処で出会って
どんな関係なのか陽菜は話してくれ
ない。
指輪もネックレスも高そうなものを
付けていてシャッも絹のようだった。
何気なく履いているジーンズもそれ
なリに高そうだし中々イケメンな
スキンヘッド‼
おかまさんだけど中々良い人っポイ。
陽菜は男勝りのサッパリ系
背も私より高い。
ママに似て勢いがある。
周りから確かめて行くわたしとは
性格が全然違う。
彼の様な異次元タイプとは中々出会え
ない、接点が無い。
陽菜と二人で飲み会と両親に連絡
済み‼
この日は、父親と母親は久しぶりの
デートを楽しんだようだ。
陽菜と陽和は、居酒屋で盛り上がった。
驚いた事に陽菜は酒が強かった。
これも母似か?
陽和の前にはカルピ〇や、ソフト
ドリンクが並ぶ中
陽菜は一通り酎ハイを堪能し、最後
は、冷酒で締めくくった。
家ではビールしか、飲まないのに、
こんなに呑兵衛とは久々の
(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!
驚き‼
あんなに飲んだのに、真っ直ぐ歩くし
ちゃんと話も出来る。
凄い、でも家に着いた途端
立ったままねてる。
「陽菜﹏マジか‼」
ドサリと乗っかって来る陽菜を
「よいしょっと‼」
と気合いを入れて抱えリビングの
ソファにねかせる。
毛布をかけて放置
陽和が起きると陽菜は自室に寝て
いた。
居酒屋の途中から記憶が無いらしい。
恐ろしくなる反面心配になる。
記憶が無いのにあんなにシッカリ
してるなんて‼
陽菜が飲み会の日は、必ず迎えに
行く決心をした陽和だった。
送る。
季節は冬、街には行く所行く所ツリー
が飾られ街を色どっている。
朝から雨が降っていた、9月半ばから
始まった。
お試し期間、11月は彼の
繁忙期が重なったせいか、付き合いは
すっぽ抜けて殆ど会って居ない。
「ねえ、21日はどうなった?」
中々返事がないので陽和の方からLINE
してみた。
⚡ピコーン
以外と早く返事が返ってきた。
「パーアニーホテルのスイート予約
したよ。夜景も綺麗だし、陽和も
満足するよ。
AM11:00遅れるなよ。
奮発したんだからな‼」
「あの・・・あのさ、リ.ジオンは、
どうなったの?」
「ああ、社長に頼んだよ。
大丈夫、陽和が心配する事じゃ
無いから。」
「ありがとう慶一道、素直に、
嬉しい。」
「当たり前‼ 陽和が一番だからな‼」
陽和は単純に嬉しかった。
前の日からとは行かなかったけど、
慶一道がジオンより陽和を選んで
くれた事が何より嬉しかった。
慶一道が、パーティに出ないのだか
ら、ジオンは来日しない。
つまり前の日の、お泊まりも無い‼
と言う事になる。
弾んだ陽和の声を聞きながら慶一道は
“忘れられない誕生日にしてやるよ。
俺を騙した報いは受けてくれよな‼
いい物見せてやるから遅れるなよ。“
「陽菜、陽菜ー陽菜ー‼」
「どーしたのお姉ちゃん。」
「あんたさぁ!大人っぽい服選ぶの
上手いから買い物付き合ってくれ
ない。」
「え‼今日?急に?何で!」
「土曜日、友達とランチいくんだー
ドレスコードのあるお店だから、
お願い。」
「え‼ランチ?土曜日ってお姉ちゃんの
誕生日じゃ無かったっけ?
ふ〜うん、バレバレだね。
友達とランチは、そんなに
おめかししないよね。
予想はつくけど。
晩御飯は、ネエネの奢りね‼」
「 う、うん、ポッ〃▽〃♡」
「わっかりやす〜中坊かよ。」
木曜日、そんな訳で買い物に出た。
陽菜御用達のブティックへと向かう。
私はモールとか、その辺の手頃
な、場所で買い物をすませるけど
陽菜は違った。
ちょっと気遅れしそうなお店、
高級感がある、陽和の行き付けの
お店とは、雰囲気からして違う。
ちょっと高かったけど、おかまチック
な、体格のいい店長さんのアドバイス
で、赤い背中がちょいカーブしてて
赤いシッカリしたリボンが肩甲骨の
当たりに付いていて、体にフイット
した、大人可愛い服を購入した。
「あらぁ〜可愛いわぁー
カレシもぜ〜ったい喜ぶワ〜
陽菜〜陽菜〜妹さん可愛いわァ〜」
雑誌を、読んでいた陽菜静かに近ず
いて、上から下まで眺めた後
「うん、似合う。
これにしなよ、さすが店長‼」
「๑˙❥˙๑ウフじゃあ陽菜、今度は妹さん
も飲み会さそいなさいよ‼
ね、ね、飲み会いらっしゃい。」
「店長、妹じゃないんだ〜
姉、姉だからね。
しかもオッサン好みじゃないから
ザンネン‼」
「もおおおお、
まだ27よ‼オッサンじやないわよ。
小憎たらしい子ねー‼
もう、ただ酒のませないからね‼」
陽菜が読んだままのファッション誌に
リ.ジオン来日と見出しに載っていた。
「あらぁ、ジオン来るのね。」
陽菜と店長さんが何処で出会って
どんな関係なのか陽菜は話してくれ
ない。
指輪もネックレスも高そうなものを
付けていてシャッも絹のようだった。
何気なく履いているジーンズもそれ
なリに高そうだし中々イケメンな
スキンヘッド‼
おかまさんだけど中々良い人っポイ。
陽菜は男勝りのサッパリ系
背も私より高い。
ママに似て勢いがある。
周りから確かめて行くわたしとは
性格が全然違う。
彼の様な異次元タイプとは中々出会え
ない、接点が無い。
陽菜と二人で飲み会と両親に連絡
済み‼
この日は、父親と母親は久しぶりの
デートを楽しんだようだ。
陽菜と陽和は、居酒屋で盛り上がった。
驚いた事に陽菜は酒が強かった。
これも母似か?
陽和の前にはカルピ〇や、ソフト
ドリンクが並ぶ中
陽菜は一通り酎ハイを堪能し、最後
は、冷酒で締めくくった。
家ではビールしか、飲まないのに、
こんなに呑兵衛とは久々の
(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!
驚き‼
あんなに飲んだのに、真っ直ぐ歩くし
ちゃんと話も出来る。
凄い、でも家に着いた途端
立ったままねてる。
「陽菜﹏マジか‼」
ドサリと乗っかって来る陽菜を
「よいしょっと‼」
と気合いを入れて抱えリビングの
ソファにねかせる。
毛布をかけて放置
陽和が起きると陽菜は自室に寝て
いた。
居酒屋の途中から記憶が無いらしい。
恐ろしくなる反面心配になる。
記憶が無いのにあんなにシッカリ
してるなんて‼
陽菜が飲み会の日は、必ず迎えに
行く決心をした陽和だった。