浮気男のシンデレラ
昨日の事
「ママ、疲れてるね。
どしたー?」
ママはピピを抱いてグッタリ寝そべ
っていた。
ララは、目ざとく陽和の持つエコバックにとびついた。
「いや﹏まて、待て‼」
ゴソゴソと犬用鶏ササミカチン
カチンを取り出す。
ピピもララもカミカミが大好きだ、
ララが加えて走り去ると臭いに気づ
いて、ピピもオネダリしてくる。
「ハイハイちゃんとあるからね。」
ピピにもハイ。
ママの傍でカミカミ
ママは、恨めしそうに見ながら
「私にもლア、イ、ス」と呟く。
「ハイハイ、」
1箱298円の6個入のバニラアイスを
渡すと「ふ↗﹏ん、ケチ
デカいのがいい。」
とママがブチる!
「じゃあ、自分で買いに行きな
さい。」
陽和はアイスより冷たく言った。
「ウググググもう一個欲しい。」
「ハイハイどーぞどーぞ
今日は、ゴボウがめっちゃ安かった
んだぁー。キンピラ、ごぼ天、
けんちん汁?何食べたい?」
「ごぼ﹏て﹏ん。」
弱々しいけど確り聞き取れる
だら﹏んとした声でママが
リクエスト。
「やっぱりね。今日は、オイモ、春菊
舞茸も安かったの。
ほらぁ、舞茸デカくない?」
顔半分分くらいある舞茸、天ぷら
が最高。
海老もピンピン跳ねてちょっと、
お高めだったけど九州産のを
買ってきた。
「今日は、天ぷらだよ。」
「よ﹏ろ﹏し﹏くぅ」
「手伝う気はないのかい?
ママ副社長の合コン設定なんかやっ
からだよー。
仕事以外のノーギャラ
自分で•́ ₃•̀ヤレって言いなよ。」
〃๑ ガバッ๑〃
「ダメダメダメ‼ろくな女の子捕まえ
て来られたら・・・困るの‼
彼の奥さんになる人は、気立てが
良くて、健康で、思いやりがあって
賢くてドーンとした腹の座った女性
じゃないと・・・
彼には社運がかかっているの。」
「へぇーどんな人、
イケメン?
ブサメン?幾つ?」
「イケメン、27歳よ。」
「ってか、ドーンと腹の座った女性
ってなに?」
「ああ・・・それな‼」
「彼は女好きなの、だから浮気で
バタバタするような女性じゃ
無理なのょ。」
「あー頑張って、ママ
どんなカッコ良くてもイケメンでも
浮気は無いわー。
別の次元の話に聞こえる。
ママ、パパで良かったね。
浮気しないし。」
「ちょっと、待て‼
パパモテるんだよ
バレンタインの箱抱えて来るでしょ
って、昔はもっとあったんだから。」
「そりゃあね。部長さんだもん。
༓し༓༓か༓༓も༓
務め先デパートですもん。
売上貢献しないとね。
ついでにお返しもデパートだし。」
「ウグググググ・・・」
〃バタッ〃↘そのままソファに
ぶっ倒れママは寝たフリをした。
寝たフリしていたはずなのに
スースースー
寝息が聞こえてきた。
「ママ、知ってるよ、パパは
カッコイイよ。」
パパの事になるとムキになるママ
も可愛い。
寝たフリした、ママはスマホを
左手に持ったまま 寝ちゃってる。
秒で寝れるとは・・・
「ママは副社長に甘過ぎだよ。」
27歳は私から見れば、
普通な大人、甘えてんなぁ!
陽和はハーフケットを恋子に掛ける
と、スマホをテーブルに置いてあげた。
そしてエビの殻を剥き始めた。
子供みたいに手がかかるママ、こんな
ママが鬼部長とは・・・
「ママ、疲れてるね。
どしたー?」
ママはピピを抱いてグッタリ寝そべ
っていた。
ララは、目ざとく陽和の持つエコバックにとびついた。
「いや﹏まて、待て‼」
ゴソゴソと犬用鶏ササミカチン
カチンを取り出す。
ピピもララもカミカミが大好きだ、
ララが加えて走り去ると臭いに気づ
いて、ピピもオネダリしてくる。
「ハイハイちゃんとあるからね。」
ピピにもハイ。
ママの傍でカミカミ
ママは、恨めしそうに見ながら
「私にもლア、イ、ス」と呟く。
「ハイハイ、」
1箱298円の6個入のバニラアイスを
渡すと「ふ↗﹏ん、ケチ
デカいのがいい。」
とママがブチる!
「じゃあ、自分で買いに行きな
さい。」
陽和はアイスより冷たく言った。
「ウググググもう一個欲しい。」
「ハイハイどーぞどーぞ
今日は、ゴボウがめっちゃ安かった
んだぁー。キンピラ、ごぼ天、
けんちん汁?何食べたい?」
「ごぼ﹏て﹏ん。」
弱々しいけど確り聞き取れる
だら﹏んとした声でママが
リクエスト。
「やっぱりね。今日は、オイモ、春菊
舞茸も安かったの。
ほらぁ、舞茸デカくない?」
顔半分分くらいある舞茸、天ぷら
が最高。
海老もピンピン跳ねてちょっと、
お高めだったけど九州産のを
買ってきた。
「今日は、天ぷらだよ。」
「よ﹏ろ﹏し﹏くぅ」
「手伝う気はないのかい?
ママ副社長の合コン設定なんかやっ
からだよー。
仕事以外のノーギャラ
自分で•́ ₃•̀ヤレって言いなよ。」
〃๑ ガバッ๑〃
「ダメダメダメ‼ろくな女の子捕まえ
て来られたら・・・困るの‼
彼の奥さんになる人は、気立てが
良くて、健康で、思いやりがあって
賢くてドーンとした腹の座った女性
じゃないと・・・
彼には社運がかかっているの。」
「へぇーどんな人、
イケメン?
ブサメン?幾つ?」
「イケメン、27歳よ。」
「ってか、ドーンと腹の座った女性
ってなに?」
「ああ・・・それな‼」
「彼は女好きなの、だから浮気で
バタバタするような女性じゃ
無理なのょ。」
「あー頑張って、ママ
どんなカッコ良くてもイケメンでも
浮気は無いわー。
別の次元の話に聞こえる。
ママ、パパで良かったね。
浮気しないし。」
「ちょっと、待て‼
パパモテるんだよ
バレンタインの箱抱えて来るでしょ
って、昔はもっとあったんだから。」
「そりゃあね。部長さんだもん。
༓し༓༓か༓༓も༓
務め先デパートですもん。
売上貢献しないとね。
ついでにお返しもデパートだし。」
「ウグググググ・・・」
〃バタッ〃↘そのままソファに
ぶっ倒れママは寝たフリをした。
寝たフリしていたはずなのに
スースースー
寝息が聞こえてきた。
「ママ、知ってるよ、パパは
カッコイイよ。」
パパの事になるとムキになるママ
も可愛い。
寝たフリした、ママはスマホを
左手に持ったまま 寝ちゃってる。
秒で寝れるとは・・・
「ママは副社長に甘過ぎだよ。」
27歳は私から見れば、
普通な大人、甘えてんなぁ!
陽和はハーフケットを恋子に掛ける
と、スマホをテーブルに置いてあげた。
そしてエビの殻を剥き始めた。
子供みたいに手がかかるママ、こんな
ママが鬼部長とは・・・