浮気男のシンデレラ
甘いかおりがする。
薔薇独特の香り、綺麗で優雅で、
愛らしい。
まるで俺が探している彼女のようだ。
ドアベルを鳴らし、発情まっ盛りの
半端ない悪友の元へと足をすすめる。
「いらっしゃいませ。」
明るい声で迎えられる。
他のカフェには無い、暖かい雰囲気に
戸惑いながらも前に進む。
立ちどまる。動け無い‼
俺の身体が1人の女性に釘付けになる。もうもう金縛り状態。
ああああ━━━❤━━‼‼
衝撃、衝撃すぎる。
ドキッドキッドキッ
店の可愛らしい制服、それ以上に、
可愛らしい〜
綺麗なツヤツヤした栗色の髪を束ね
クルクル丸い目でニッコリ
俺もつられてニッコリ。
見つけた、見つけた⸝⸝⸝WOW⸝⸝⸝ ♡︎♡︎
もう変態レベルのテンションは下げ
られない。
自分の姿がガラスに映り、鏡を
見て来なかった事を後悔する。
手ぐしで慌てて髪を整える。
何時の間にか金縛りがとけ彼女に
吸い寄せられるように近ずいていた。
「君・・・は、あの時の・・・」
「あ、ご無沙汰しております。」
ん?
まさかの、覚えていないそうな発言‼
取り敢えず答えとこ、みたいな。
俺も良くやるからわかる。
俺を覚えていない子がいるなんて
新しいショック‼
部長設定の合コンは清楚系
部長曰く
「宜しいですか?節度をもって
今の子の状況を考えて、観察し
化粧品の好み、希望、提案など
生の声を聞いて来てください。」
しかし今日の合コンは、俺ら狙い
素性バレバレ
金クレクレの臭いがする。
しかし探し求めた彼女に会えた俺は
コタツの中で1時間寝た猫のように
クニャクニャ。
カフェに務めていたのか、意外に早く
見つけられた事は直大に大感謝したい
直大に仕返しする気も低下した。
ウルウル目で彼女を見つめ彼女も
ニッコリ笑ってくれるし
「あ﹏しゃわせ♡ᴗ♡」
目の前にデンデンデンと鎮座する熟
れた、おねーさん達。
確かに美人揃い.か.も.しれない
しかし彼女大好きな俺様には、右から
ジャガイモ、キュウリ、トマト
タマネギ、人参、レタス、ピーマン
セロリ、ゴボー、椎茸にしか・・・
見えないんだなコレが。
俺の中で彼女らの顔に、ボンボンボン
野菜のPOPがピタピタピタ
俺はつい、,,>з<ブッ と吹いてしまった。
悪友達よ、おまいらベジタリアンか?
今日は野菜食うつもりか?
キリンか!ゾウか?シマウマか?
俺は端っこに座って居たのに
直大が席替えなんて、いいやがった。
俺の隣には、キュウリ、南瓜が
ドン、デン、と座って来た。
犬のお座りかぁ
彼女達に全く興味が湧かない。
発情しない。
「私環奈、仲良くしましょっ‼」
『《ええっ‼キュウリよ、
お前と?》』
ウンウン
「あらァ〜私薫宜しくっ♡♡」
『《ええっ‼南瓜お前も?》』
ウンウン
「ウワッ高そうロレック〇?車
何に乗ってるの?」
胸をグイグイ押し付けて聞いて来る。
つつけんどんに「会社の車」
と、言っておく。
「年収おイクラなのおおぉぉぉ﹏」
腰をクネ、クーネさせて聞いてくる。
「し、ら、ね、」
腕をがつつり捕まれ動けない。
おまいら絶対金狙いダロ、
「俺よりアイツらの方が金持ちだよ‼
アッチねらいなよ。
直大なんかザクザクだぞ‼」
タコチュウチュウ並に膨らんだ頬っぺ
をプリプリさせて、
「いいのぉ‼ 貴方がいいのぉ〜
決めたのぉ」
「君幾つだっけ?」
「29歳よ。」キュウリが言うと
「アレ?一個足りないよ!
30だよー。」
南瓜がニヒヒと暴露する。
「うるさい、あんた31じゃん。」
あまりにブリブリだから、かわいこ
ぶんなと言う意味で歳聞いたのに・・・
二人は、掴み合いをはじめた。
「ウワッ歳上、俺無理だわ」
と言いながら逃げた。
今度は椎茸と人参が飛びついてきた。
『オイィ、彼女の前で執拗にベタベタ
すんなよー。』
あからさまに拒否拒否
「子牛の赤ワイン煮込みでござい
ます」
意中の彼女がニッコリしながら配膳す
る。
ブンブンと首を振り
違う〜とアピール、しかし彼女はまた
ニッコリ。
身の潔白を証明するために彼女達から
バツ、バツ、バツと離れる。
しかし又ひつついて来て腕を
ギュュウウと掴まれる。
それを見て又彼女はニッコリ。
薔薇独特の香り、綺麗で優雅で、
愛らしい。
まるで俺が探している彼女のようだ。
ドアベルを鳴らし、発情まっ盛りの
半端ない悪友の元へと足をすすめる。
「いらっしゃいませ。」
明るい声で迎えられる。
他のカフェには無い、暖かい雰囲気に
戸惑いながらも前に進む。
立ちどまる。動け無い‼
俺の身体が1人の女性に釘付けになる。もうもう金縛り状態。
ああああ━━━❤━━‼‼
衝撃、衝撃すぎる。
ドキッドキッドキッ
店の可愛らしい制服、それ以上に、
可愛らしい〜
綺麗なツヤツヤした栗色の髪を束ね
クルクル丸い目でニッコリ
俺もつられてニッコリ。
見つけた、見つけた⸝⸝⸝WOW⸝⸝⸝ ♡︎♡︎
もう変態レベルのテンションは下げ
られない。
自分の姿がガラスに映り、鏡を
見て来なかった事を後悔する。
手ぐしで慌てて髪を整える。
何時の間にか金縛りがとけ彼女に
吸い寄せられるように近ずいていた。
「君・・・は、あの時の・・・」
「あ、ご無沙汰しております。」
ん?
まさかの、覚えていないそうな発言‼
取り敢えず答えとこ、みたいな。
俺も良くやるからわかる。
俺を覚えていない子がいるなんて
新しいショック‼
部長設定の合コンは清楚系
部長曰く
「宜しいですか?節度をもって
今の子の状況を考えて、観察し
化粧品の好み、希望、提案など
生の声を聞いて来てください。」
しかし今日の合コンは、俺ら狙い
素性バレバレ
金クレクレの臭いがする。
しかし探し求めた彼女に会えた俺は
コタツの中で1時間寝た猫のように
クニャクニャ。
カフェに務めていたのか、意外に早く
見つけられた事は直大に大感謝したい
直大に仕返しする気も低下した。
ウルウル目で彼女を見つめ彼女も
ニッコリ笑ってくれるし
「あ﹏しゃわせ♡ᴗ♡」
目の前にデンデンデンと鎮座する熟
れた、おねーさん達。
確かに美人揃い.か.も.しれない
しかし彼女大好きな俺様には、右から
ジャガイモ、キュウリ、トマト
タマネギ、人参、レタス、ピーマン
セロリ、ゴボー、椎茸にしか・・・
見えないんだなコレが。
俺の中で彼女らの顔に、ボンボンボン
野菜のPOPがピタピタピタ
俺はつい、,,>з<ブッ と吹いてしまった。
悪友達よ、おまいらベジタリアンか?
今日は野菜食うつもりか?
キリンか!ゾウか?シマウマか?
俺は端っこに座って居たのに
直大が席替えなんて、いいやがった。
俺の隣には、キュウリ、南瓜が
ドン、デン、と座って来た。
犬のお座りかぁ
彼女達に全く興味が湧かない。
発情しない。
「私環奈、仲良くしましょっ‼」
『《ええっ‼キュウリよ、
お前と?》』
ウンウン
「あらァ〜私薫宜しくっ♡♡」
『《ええっ‼南瓜お前も?》』
ウンウン
「ウワッ高そうロレック〇?車
何に乗ってるの?」
胸をグイグイ押し付けて聞いて来る。
つつけんどんに「会社の車」
と、言っておく。
「年収おイクラなのおおぉぉぉ﹏」
腰をクネ、クーネさせて聞いてくる。
「し、ら、ね、」
腕をがつつり捕まれ動けない。
おまいら絶対金狙いダロ、
「俺よりアイツらの方が金持ちだよ‼
アッチねらいなよ。
直大なんかザクザクだぞ‼」
タコチュウチュウ並に膨らんだ頬っぺ
をプリプリさせて、
「いいのぉ‼ 貴方がいいのぉ〜
決めたのぉ」
「君幾つだっけ?」
「29歳よ。」キュウリが言うと
「アレ?一個足りないよ!
30だよー。」
南瓜がニヒヒと暴露する。
「うるさい、あんた31じゃん。」
あまりにブリブリだから、かわいこ
ぶんなと言う意味で歳聞いたのに・・・
二人は、掴み合いをはじめた。
「ウワッ歳上、俺無理だわ」
と言いながら逃げた。
今度は椎茸と人参が飛びついてきた。
『オイィ、彼女の前で執拗にベタベタ
すんなよー。』
あからさまに拒否拒否
「子牛の赤ワイン煮込みでござい
ます」
意中の彼女がニッコリしながら配膳す
る。
ブンブンと首を振り
違う〜とアピール、しかし彼女はまた
ニッコリ。
身の潔白を証明するために彼女達から
バツ、バツ、バツと離れる。
しかし又ひつついて来て腕を
ギュュウウと掴まれる。
それを見て又彼女はニッコリ。