愛というもの~哀しみの中で~
「いいのに、良くあることだし…」
「ダメ!何か食べないと!」
今まで食べなくて怒られたことがなくて驚いた。
「お母さんいたらこんな感じなのかな?由実ちゃんありがとう。じゃあスープで。」
私の言葉を聞いて一瞬泣きそうな顔になったけど、笑顔で「待ってて」ってお店の方へ行った。
由実ちゃんはカップスープを買ってお湯を入れてすぐに戻ってきてくれた。
私に食べるよう渡すと、ケータイをいじりだした。
「美味しい。初めてカップスープ食べたよ。ありがとう。」
「うん、あとから食べれるならゼリーとかも食べよ。」
由実ちゃんはケータイから顔を上げずにそう言った。
スープってすごい、体が温まり、動く元気が出て、私は何とかコンビニのバイトをやりきった。
帰りに先に帰ったはずの由実ちゃんに呼び止められる。
「茉莉ちゃん、良かったらこれからうちに来ない?明日朝からコンビニのバイトでしょ?私も同じシフトだから一緒に行こう!」
由実ちゃんの家?私は友達の家に行くのが初めてだった。
「えっ、でも、迷惑じゃない?」
「私が誘ってるのに迷惑なはずないよ~!ね、お泊まりして語っちゃおう!」
「ヘヘッ、楽しそう。由実ちゃんありがとう。こんな私に優しくしてくれて。」
きっと由実ちゃんは私のことを心配して待っててくれたんだ。
友達にこんな風に心配してもらったり優しくしてもらうのは初めてで、自分でも思ってみないほど一気に涙が溢れ出した。
「ダメ!何か食べないと!」
今まで食べなくて怒られたことがなくて驚いた。
「お母さんいたらこんな感じなのかな?由実ちゃんありがとう。じゃあスープで。」
私の言葉を聞いて一瞬泣きそうな顔になったけど、笑顔で「待ってて」ってお店の方へ行った。
由実ちゃんはカップスープを買ってお湯を入れてすぐに戻ってきてくれた。
私に食べるよう渡すと、ケータイをいじりだした。
「美味しい。初めてカップスープ食べたよ。ありがとう。」
「うん、あとから食べれるならゼリーとかも食べよ。」
由実ちゃんはケータイから顔を上げずにそう言った。
スープってすごい、体が温まり、動く元気が出て、私は何とかコンビニのバイトをやりきった。
帰りに先に帰ったはずの由実ちゃんに呼び止められる。
「茉莉ちゃん、良かったらこれからうちに来ない?明日朝からコンビニのバイトでしょ?私も同じシフトだから一緒に行こう!」
由実ちゃんの家?私は友達の家に行くのが初めてだった。
「えっ、でも、迷惑じゃない?」
「私が誘ってるのに迷惑なはずないよ~!ね、お泊まりして語っちゃおう!」
「ヘヘッ、楽しそう。由実ちゃんありがとう。こんな私に優しくしてくれて。」
きっと由実ちゃんは私のことを心配して待っててくれたんだ。
友達にこんな風に心配してもらったり優しくしてもらうのは初めてで、自分でも思ってみないほど一気に涙が溢れ出した。