愛というもの~哀しみの中で~
会計は大吾がしており、その間3人は外に出て待っていた。
「茉莉ちゃん、本当にごめんな。俺もあいつらとはもう手を切るし、迷惑かけないようにするから。大吾のことよろしくな。あんな大吾初めてみたよ。茉莉ちゃんのこと本気で好きなんだ。」
「うん、ありがとう。そして、昨日の夜寒いのに大吾に付き合ってくれてありがとう。昌くんがついててくれて良かった。」
「あ、いやぁ、まぁ、寒い中待たされたのはこいつのせいだしなっ。」
昌くんは由実ちゃんを指さして睨むからまた由実ちゃんも睨みかえし、その指を払っていた。
仲がいいのか悪いのか、言い合いをしながらも昌くんは由実ちゃんを家まで送って行ってくれた。
私たちはバスに乗って私の家へ帰った。
バスの中で大吾はポケットから洗面台に置きっぱなしにしていたはずのネックレスを取り出すと私につけてくれた。
「もうつけてもらえないかと思った。」
「ヘヘッ、もうつけちゃいけないかと思った。」
私がそういうとまた目に涙を溜めて肩を引き寄せた。
ファミレスから大吾はずっと体をぴったりとくっつけてきてて離れなかった。その体温が心地よくて、もうこんな風にくっつくことができないんじゃないかと思っていたから泣きそうになる。
「茉莉ちゃん、本当にごめんな。俺もあいつらとはもう手を切るし、迷惑かけないようにするから。大吾のことよろしくな。あんな大吾初めてみたよ。茉莉ちゃんのこと本気で好きなんだ。」
「うん、ありがとう。そして、昨日の夜寒いのに大吾に付き合ってくれてありがとう。昌くんがついててくれて良かった。」
「あ、いやぁ、まぁ、寒い中待たされたのはこいつのせいだしなっ。」
昌くんは由実ちゃんを指さして睨むからまた由実ちゃんも睨みかえし、その指を払っていた。
仲がいいのか悪いのか、言い合いをしながらも昌くんは由実ちゃんを家まで送って行ってくれた。
私たちはバスに乗って私の家へ帰った。
バスの中で大吾はポケットから洗面台に置きっぱなしにしていたはずのネックレスを取り出すと私につけてくれた。
「もうつけてもらえないかと思った。」
「ヘヘッ、もうつけちゃいけないかと思った。」
私がそういうとまた目に涙を溜めて肩を引き寄せた。
ファミレスから大吾はずっと体をぴったりとくっつけてきてて離れなかった。その体温が心地よくて、もうこんな風にくっつくことができないんじゃないかと思っていたから泣きそうになる。