愛というもの~哀しみの中で~
「うん、わかってる。初めはそれでも抱いてもらえるなら記念に1回くらいってノリだったんだけど…でも忘れられなくなっちゃった。それにね、ふらっとうちに来て追い返すときっと他のだれかの所に行っちゃうでしょ?それが嫌で受け入れちゃうの。馬鹿だよね…前の彼氏のことやっと吹っ切れたばっかりだったのに。見る目ないなぁ。」
私はどうすることもできず由実ちゃんを強く抱きしめるだけだった。
私が辛いときはあんなにも良くしてくれて私心強かったのに。
由実ちゃんもぎゅーっと私に抱きついてきた。
私は大吾にこうされるとすごく落ち着くけど…私は由実ちゃんの助けにはなってあげられるのかな?
「今日は珍しく昼間に職場の飲み会があるってメールきたから大吾くんも一緒かなって思って茉莉ちゃんに連絡したの。」
「そうだったんだ。すごくタイミングがいいなって思ったんだよ。そっか、大吾は昌くんから何も聞いてないのかな?」
「はぁ~我ながらバカなことしてるなぁ。」
ため息をつきながら由実ちゃんは私から離れた。顔を見るともう泣いてはいないようだった。
「私さ、春から就職決まってて税理士事務所の事務なんだけどここから通うのって少し遠くて…朝の満員バスなんて乗りたくないしお給料貯めたら引っ越すつもりなの。」
私はどうすることもできず由実ちゃんを強く抱きしめるだけだった。
私が辛いときはあんなにも良くしてくれて私心強かったのに。
由実ちゃんもぎゅーっと私に抱きついてきた。
私は大吾にこうされるとすごく落ち着くけど…私は由実ちゃんの助けにはなってあげられるのかな?
「今日は珍しく昼間に職場の飲み会があるってメールきたから大吾くんも一緒かなって思って茉莉ちゃんに連絡したの。」
「そうだったんだ。すごくタイミングがいいなって思ったんだよ。そっか、大吾は昌くんから何も聞いてないのかな?」
「はぁ~我ながらバカなことしてるなぁ。」
ため息をつきながら由実ちゃんは私から離れた。顔を見るともう泣いてはいないようだった。
「私さ、春から就職決まってて税理士事務所の事務なんだけどここから通うのって少し遠くて…朝の満員バスなんて乗りたくないしお給料貯めたら引っ越すつもりなの。」