愛というもの~哀しみの中で~
それから二人ともご飯を買うと、
「今日は寄り道せずに茉莉の家に行くから!」
って言って帰って行った。
昌くんは相変わらず飄々としていて何を考えているかわからなかった…。
その日はバイト中も、授業中も悶々としていてどこか上の空だった。
帰りは門の前に大吾が迎えに来てくれていて一緒に帰った。
大吾と一緒にいるとすごく楽しいし、幸せな気持ちになるけどその日はやっぱり気持ちが沈んでた。
大吾は昌くんと由実ちゃんのことを何も言わないし、聞いていいのか迷って3日経過した…。
あれから昌くんとは会ってなくて、直接聞くことも出来なかった。
人様の恋愛に私なんかが口を出していいかわからないけど、泣いていた由実ちゃんが頭から離れずにやはり悶々と過ごしていた。
由実ちゃんとはメールをたまにするくらいで、コンビニのバイトでも会うことはなかった。
大吾は元気がない私に気づいていたらしく、
「茉莉、何かあった?やっぱり俺の浮気疑ってる?」
って何か勘違いをしているようだった。
この際、大吾に話してみることにした。
「大吾のことは疑ってないよ。逆に真っ直ぐ気持ちを向けてくれてて幸せ。」
そう伝えると大吾の顔はふやけて私を力強く抱きしめる。
最近では自分が身動き出来ないくらい力強く抱きしめられたりしても恐怖心は湧いてこなくなった。
「今日は寄り道せずに茉莉の家に行くから!」
って言って帰って行った。
昌くんは相変わらず飄々としていて何を考えているかわからなかった…。
その日はバイト中も、授業中も悶々としていてどこか上の空だった。
帰りは門の前に大吾が迎えに来てくれていて一緒に帰った。
大吾と一緒にいるとすごく楽しいし、幸せな気持ちになるけどその日はやっぱり気持ちが沈んでた。
大吾は昌くんと由実ちゃんのことを何も言わないし、聞いていいのか迷って3日経過した…。
あれから昌くんとは会ってなくて、直接聞くことも出来なかった。
人様の恋愛に私なんかが口を出していいかわからないけど、泣いていた由実ちゃんが頭から離れずにやはり悶々と過ごしていた。
由実ちゃんとはメールをたまにするくらいで、コンビニのバイトでも会うことはなかった。
大吾は元気がない私に気づいていたらしく、
「茉莉、何かあった?やっぱり俺の浮気疑ってる?」
って何か勘違いをしているようだった。
この際、大吾に話してみることにした。
「大吾のことは疑ってないよ。逆に真っ直ぐ気持ちを向けてくれてて幸せ。」
そう伝えると大吾の顔はふやけて私を力強く抱きしめる。
最近では自分が身動き出来ないくらい力強く抱きしめられたりしても恐怖心は湧いてこなくなった。