愛というもの~哀しみの中で~
病院に着くと看護師さんが来てくれて診察台へ案内された。
「誰か来てくれるかしら?」
店員さんが心配してくれて私の顔を覗き込んだ。
今まで気づかなかったけど、よく見かける50代くらいのスーパーの店員さんだった。
「あ、あの、ありがとうございます。電話したら来てくれると思います。かごの中、お肉入れてて…きちんとお金払いますので。」
「アハハハハッ、気にしなくていいのよ。もう片付けられてるから大丈夫よ。お産頑張ってね。外に出られるようになったら赤ちゃん見せてね。」
そう言って店員さんは車椅子を持って帰って行った。
知らない人に親切にしてもらえるなんて思ってもみなかった。しかも応援までしてくれて、すごく嬉しかったし本当に助かった。
「やっぱり出てきてるのは羊水で間違いないみたいね。すぐ先生来るから待っててね。」
看護師さんはテキパキと私の周りでいろいろと準備をしていていつの間にか検査をしていたみたいだった。
診察の結果赤ちゃんは元気で、いつ産んでも大丈夫とのことだった。
そのまま私は入院になり、陣痛を待つことになった。お腹は張っていたけど、陣痛はまだだった。
お腹にモニターを付けられただけで、トイレなどは自分で歩いて行って良かった。
「誰か来てくれるかしら?」
店員さんが心配してくれて私の顔を覗き込んだ。
今まで気づかなかったけど、よく見かける50代くらいのスーパーの店員さんだった。
「あ、あの、ありがとうございます。電話したら来てくれると思います。かごの中、お肉入れてて…きちんとお金払いますので。」
「アハハハハッ、気にしなくていいのよ。もう片付けられてるから大丈夫よ。お産頑張ってね。外に出られるようになったら赤ちゃん見せてね。」
そう言って店員さんは車椅子を持って帰って行った。
知らない人に親切にしてもらえるなんて思ってもみなかった。しかも応援までしてくれて、すごく嬉しかったし本当に助かった。
「やっぱり出てきてるのは羊水で間違いないみたいね。すぐ先生来るから待っててね。」
看護師さんはテキパキと私の周りでいろいろと準備をしていていつの間にか検査をしていたみたいだった。
診察の結果赤ちゃんは元気で、いつ産んでも大丈夫とのことだった。
そのまま私は入院になり、陣痛を待つことになった。お腹は張っていたけど、陣痛はまだだった。
お腹にモニターを付けられただけで、トイレなどは自分で歩いて行って良かった。