愛というもの~哀しみの中で~
23
翌日の日曜日の昼頃に真さんが訪ねてきた。
昌くんには連絡があっていたみたいで、インターホンがなると、「あっ、来た。」って言っていた。
「誰がきたの?」
って由実ちゃんに聞かれていた。
私は玄関に行って覗き窓を覗くと真さんが立っていた。
「こんにちは。茉莉さん、この前は透子さんがいきなり訪ねてきたみたいですまなかった。びっくりしただろう。」
「いえ、考えてみれば当然のことです。大下さんのことは知っていたのに。ずるずると甘えてしまって。でもおかげで目が覚めました。私、もう泣きません。しっかりと恭吾の母親としてがんばりますので、もう大丈夫。ありがとうございました。」
そう言って深々と頭を下げた。
後ろからダダダッと足音がきこえると、恭吾と由彰くんが足元まで走ってきた。
「まこちゃんっ!」
「おっ、恭吾と…由彰くんだったかな?おはよう。」
そう言って真さんが恭吾を抱き上げようとしたから私は慌てて恭吾を抱き上げた。
「ママいや、まこちゃんにいくぅ~」
「ダメだよ。まこちゃんは忙しいの。お顔見れて良かったね。また会えるから、今日はバイバイしよう。」
私が無理やり恭吾を抱き上げてそう言うから真さんは驚いてこちらを見ていた。
「ハハッ、茉莉ちゃん、上げてやってよ。真さん驚いてるよ。」
いつから見ていたのか後ろに昌くんが立っており、私を見て笑っていた。
昌くんには連絡があっていたみたいで、インターホンがなると、「あっ、来た。」って言っていた。
「誰がきたの?」
って由実ちゃんに聞かれていた。
私は玄関に行って覗き窓を覗くと真さんが立っていた。
「こんにちは。茉莉さん、この前は透子さんがいきなり訪ねてきたみたいですまなかった。びっくりしただろう。」
「いえ、考えてみれば当然のことです。大下さんのことは知っていたのに。ずるずると甘えてしまって。でもおかげで目が覚めました。私、もう泣きません。しっかりと恭吾の母親としてがんばりますので、もう大丈夫。ありがとうございました。」
そう言って深々と頭を下げた。
後ろからダダダッと足音がきこえると、恭吾と由彰くんが足元まで走ってきた。
「まこちゃんっ!」
「おっ、恭吾と…由彰くんだったかな?おはよう。」
そう言って真さんが恭吾を抱き上げようとしたから私は慌てて恭吾を抱き上げた。
「ママいや、まこちゃんにいくぅ~」
「ダメだよ。まこちゃんは忙しいの。お顔見れて良かったね。また会えるから、今日はバイバイしよう。」
私が無理やり恭吾を抱き上げてそう言うから真さんは驚いてこちらを見ていた。
「ハハッ、茉莉ちゃん、上げてやってよ。真さん驚いてるよ。」
いつから見ていたのか後ろに昌くんが立っており、私を見て笑っていた。