愛というもの~哀しみの中で~
お昼ご飯にチャーハンとスープを由実ちゃんと作った。
さすがに大人数で、昌くんは二人分くらい食べるからフライパン2枚で作っても足りないくらいだった。
「実は話があってきたんだった。」
ご飯を食べ終えて片付けようと立ち上がった時に真さんが言った。
「このマンションのこの階に空室があるんだ。間に一部屋挟んで向こうに。そこに引っ越してくるよ。」
私はテーブルのお皿を片付けながら聞いており、驚きのあまりお皿を落としそうになった。
「ハハッ、真さん思い切りましたね。ここに住めばいいのに。」
「それは、茉莉さんが嫌がるからね。もう契約はしてきてて引っ越し業者もたのんであるんだ。」
でも、彼女は?一緒に?
驚きすぎて何から言っていいかわからずに固まってしまった。
「さすが大吾の兄ちゃんですね。その行動力そっくりっすよ。」
昌くんは笑って言っているけど、そんなのんきな話ではない。
さすがに由実ちゃんもそれに関しては納得してないって顔をしていた。
「でも彼女は?乗り込んでくるくらいなのに。良くは思ってないんでしょう?これ以上茉莉ちゃんが傷つくことは賛成できない。」
「彼女のことはあれからまた話をしたよ。そもそも付き合っているっていうほどの関係ではないし、結婚も考えているわけじゃなかったからね。成り行きで両親には紹介したけど…。なんで茉莉さんに会いにきたのか…。」
そんな…。きっと彼女は真剣で、だからこそ私に会いに来たんだろうに。
さすがに大人数で、昌くんは二人分くらい食べるからフライパン2枚で作っても足りないくらいだった。
「実は話があってきたんだった。」
ご飯を食べ終えて片付けようと立ち上がった時に真さんが言った。
「このマンションのこの階に空室があるんだ。間に一部屋挟んで向こうに。そこに引っ越してくるよ。」
私はテーブルのお皿を片付けながら聞いており、驚きのあまりお皿を落としそうになった。
「ハハッ、真さん思い切りましたね。ここに住めばいいのに。」
「それは、茉莉さんが嫌がるからね。もう契約はしてきてて引っ越し業者もたのんであるんだ。」
でも、彼女は?一緒に?
驚きすぎて何から言っていいかわからずに固まってしまった。
「さすが大吾の兄ちゃんですね。その行動力そっくりっすよ。」
昌くんは笑って言っているけど、そんなのんきな話ではない。
さすがに由実ちゃんもそれに関しては納得してないって顔をしていた。
「でも彼女は?乗り込んでくるくらいなのに。良くは思ってないんでしょう?これ以上茉莉ちゃんが傷つくことは賛成できない。」
「彼女のことはあれからまた話をしたよ。そもそも付き合っているっていうほどの関係ではないし、結婚も考えているわけじゃなかったからね。成り行きで両親には紹介したけど…。なんで茉莉さんに会いにきたのか…。」
そんな…。きっと彼女は真剣で、だからこそ私に会いに来たんだろうに。