愛というもの~哀しみの中で~
チェックインをしてひとまず荷物を置きに部屋へ行った。
由実ちゃんたちとは隣同士の部屋にしてもらった。
部屋に入ると恭吾は興奮して走ったり、備え付けてあるものを触ったりと大はしゃぎだった。
「恭吾は少し落ち着かないと、花瓶とか割っちゃいそうで怖いよ。」
私は恭吾を抱き上げるけど腕の中で暴れて下に降りたがっていた。
そんな私たちを見て真さんは笑っていた。
私が困り果てて恭吾と戦っていると、ひょいっと抱き上げて窓の外を見せに連れて行ってくれた。
「ほら、恭吾、今からあそこに遊びに行くぞ。」
と、今からいくテーマパークを指さして見せていた。
恭吾は観覧車が見えて更に興奮している。
由実ちゃんが昌美ちゃんを妊娠してから遊園地などは行っていなかったからほとんど行った記憶がないのだと思う。
以前行った時には大吾と3人で観覧車に乗って頂上にくると声を上げて喜んでいたなぁ。
また乗ろうねって約束したのに…。思い出すと目が潤む。
私が観覧車を見ながら泣きそうになっているから真さんは片手で私を抱き寄せ、頭にキスをする。
「まだ恭吾がおしゃべりがあまりできないときに観覧車に乗ったの。あの時すごく喜んでてまた乗ろうって約束したのに…」
「じゃあ今日は観覧車に絶対乗ろう。なっ、恭吾は高い所好きって言ってたもんな。」
恭吾は目を輝かせて窓の外を見渡していた。
由実ちゃんたちとは隣同士の部屋にしてもらった。
部屋に入ると恭吾は興奮して走ったり、備え付けてあるものを触ったりと大はしゃぎだった。
「恭吾は少し落ち着かないと、花瓶とか割っちゃいそうで怖いよ。」
私は恭吾を抱き上げるけど腕の中で暴れて下に降りたがっていた。
そんな私たちを見て真さんは笑っていた。
私が困り果てて恭吾と戦っていると、ひょいっと抱き上げて窓の外を見せに連れて行ってくれた。
「ほら、恭吾、今からあそこに遊びに行くぞ。」
と、今からいくテーマパークを指さして見せていた。
恭吾は観覧車が見えて更に興奮している。
由実ちゃんが昌美ちゃんを妊娠してから遊園地などは行っていなかったからほとんど行った記憶がないのだと思う。
以前行った時には大吾と3人で観覧車に乗って頂上にくると声を上げて喜んでいたなぁ。
また乗ろうねって約束したのに…。思い出すと目が潤む。
私が観覧車を見ながら泣きそうになっているから真さんは片手で私を抱き寄せ、頭にキスをする。
「まだ恭吾がおしゃべりがあまりできないときに観覧車に乗ったの。あの時すごく喜んでてまた乗ろうって約束したのに…」
「じゃあ今日は観覧車に絶対乗ろう。なっ、恭吾は高い所好きって言ってたもんな。」
恭吾は目を輝かせて窓の外を見渡していた。