愛というもの~哀しみの中で~
クリスマスは一緒にケーキを食べようって約束をしていた。
少し浮かれてて、ケーキは私が働いているコンビニでサンタの乗ったホールケーキを予約した。今までホールケーキって言っても施設にいる子達と分けるからひとりあたりはすごく小さかったし、サンタは乗ってなかった。なので2人で分けるなんて贅沢だ。
あとは大吾へのプレゼント。何がいいのかとか全くわからないし誰かにプレゼントを贈るって初めてで迷っていた。
まだまだクリスマスまでにはひと月あるから何とかして探ってみなければ!
夕方、コンビニのバイトに入っているときに珍しく大吾の幼なじみだという中村さんこと昌くんが一人で来店した。
「こんばんは~!茉莉ちゃん今日も頑張ってるね!」
「こんばんは。ひとりなんて珍しいですね。いつも大吾と一緒なのに。」
「あ、あ~、うん。残念?ごめんね、一人できちゃった。あいつは最近付き合い悪いって先輩に無理やり連れてかれてたよ。多分飲まされてる。」
付き合い悪いってやっぱり!
「私の所にくるからですよね?毎日来なくても大丈夫なのに…」
「ハハッ、あいつは茉莉ちゃんにぞっこんだから。先輩にのろけたおしてて連れてかれたんだよ。」
少し浮かれてて、ケーキは私が働いているコンビニでサンタの乗ったホールケーキを予約した。今までホールケーキって言っても施設にいる子達と分けるからひとりあたりはすごく小さかったし、サンタは乗ってなかった。なので2人で分けるなんて贅沢だ。
あとは大吾へのプレゼント。何がいいのかとか全くわからないし誰かにプレゼントを贈るって初めてで迷っていた。
まだまだクリスマスまでにはひと月あるから何とかして探ってみなければ!
夕方、コンビニのバイトに入っているときに珍しく大吾の幼なじみだという中村さんこと昌くんが一人で来店した。
「こんばんは~!茉莉ちゃん今日も頑張ってるね!」
「こんばんは。ひとりなんて珍しいですね。いつも大吾と一緒なのに。」
「あ、あ~、うん。残念?ごめんね、一人できちゃった。あいつは最近付き合い悪いって先輩に無理やり連れてかれてたよ。多分飲まされてる。」
付き合い悪いってやっぱり!
「私の所にくるからですよね?毎日来なくても大丈夫なのに…」
「ハハッ、あいつは茉莉ちゃんにぞっこんだから。先輩にのろけたおしてて連れてかれたんだよ。」