愛というもの~哀しみの中で~
のろけたおすって…何をのろけることがあるのか…

「あっ、そうだ!大吾ってなにか欲しがってる物とかないですか?プレゼント考えてたけど私って大吾が何を欲しいとかわからなくて…」

思いっきって昌くんに聞いてみた!

「え~、そんなの茉莉ちゃんがいれば何もいらないでしょ~!最近お泊まりも増えたし。何か物がないとっていうなら少し高めのゴムでもやったらあいつ喜ぶんじゃね?」

「ゴム?」

「えっ?いやいや、コンドーム!知ってるくせに~!」

いきなりその話をされてたなんて想像してなくて顔が熱くなった。

「え?マジ?なんかごめん…。」

「いえ、む、無知な私が悪いので…。」

なんだか気まずくて少し沈黙が流れた。

「あっ、茉莉ちゃんは?大吾におねだりしないの?アクセサリーとか?」

「えっ?私ですか?私はそんな…」

「でも世のお姉様方はアクセサリー欲しがってるよ?おねだりすればあいつ、喜んで買ってくれるよ。」
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