愛というもの~哀しみの中で~
「初めてって、どんな人生送ってきたの?面白い。彼氏とは?デートでファミレスとか行かないの?」
「はい…学校とバイトばっかりで…デートは夏に一度花火を見に行ったくらいで一緒に出かけることはあまりないです。」
「へぇ~、茉莉ちゃん若いのに偉いね。じゃあ今度彼氏と来るといいよ!土日はコンビニのバイトの後はフリーなんでしょ?ファミレスって何でもあるし楽しいよね。」
ケーキを食べていると私のケータイが鳴った。
「あっ、もしかして彼氏?もう遅いし心配してるかな?」
そう言われてケータイを見ると由実ちゃんの言うとおり大吾からの着信だった。
時計をみると23時を回っていた。楽しくてつい時間を見てなかった。
「もしもし」
『茉莉?今忘年会が終わったんだ。今から行っていい?』
「いいけど、まだ帰ってないの。バイト先のコンビニの近くのファミレスにいるの。」
『どおりで騒がしいと思った。誰かと一緒?珍しいね。じゃあ事務所近くにいるからすぐにそっち行くわ。』
「うん、待ってる。」
電話はすぐに切れた。
顔を上げると心配そうに由実ちゃんが顔を覗き込んでくる。
「こんな時間まで付き合わせて彼氏怒ってなかった?」
「はい…学校とバイトばっかりで…デートは夏に一度花火を見に行ったくらいで一緒に出かけることはあまりないです。」
「へぇ~、茉莉ちゃん若いのに偉いね。じゃあ今度彼氏と来るといいよ!土日はコンビニのバイトの後はフリーなんでしょ?ファミレスって何でもあるし楽しいよね。」
ケーキを食べていると私のケータイが鳴った。
「あっ、もしかして彼氏?もう遅いし心配してるかな?」
そう言われてケータイを見ると由実ちゃんの言うとおり大吾からの着信だった。
時計をみると23時を回っていた。楽しくてつい時間を見てなかった。
「もしもし」
『茉莉?今忘年会が終わったんだ。今から行っていい?』
「いいけど、まだ帰ってないの。バイト先のコンビニの近くのファミレスにいるの。」
『どおりで騒がしいと思った。誰かと一緒?珍しいね。じゃあ事務所近くにいるからすぐにそっち行くわ。』
「うん、待ってる。」
電話はすぐに切れた。
顔を上げると心配そうに由実ちゃんが顔を覗き込んでくる。
「こんな時間まで付き合わせて彼氏怒ってなかった?」