愛というもの~哀しみの中で~
9
手は胸へと移動し、ブラジャーの中に侵入してきた。
頭が追いつかず、自分の意思とは別に声が漏れる。
大吾も興奮してきたのか息づかいが荒くなってきた。
荒い息づかいだけが耳に残り徐々にあの日のことが蘇ってくる。
あの人も胸を弄りながら鼻息荒く私の首を舐めていた。
「や、やめて。お願い…」
目から生暖かい涙が流れる。
大吾の動きが止まる。
「茉莉、目を開けて。俺を見て。大丈夫、俺だよ。」
そう言われて、自分がぎゅっと目を瞑っていることに気づいた。
目を開けるとそこに大吾の顔があり安堵する。
そうだ、ここは自分の家で、今触っているのは大吾だ。
「うん、ごめっ…大吾、良かった。大吾だ。良かった…」
「そう、俺だよ。茉莉は目を開けてて、俺を見てて。俺しかいないから。大丈夫。」
涙は止まらず次から次へ溢れる。
でも怖くない。私は笑顔で頷く。
そのままキスをすると止まっていた手がゆっくりと動き始めた。
「茉莉、おっぱい嫌じゃない?」
私はこく、こく、と頷く。
「服も脱がしていい?」
また頷くと、手慣れた感じであっという間に上半身裸にされた。
思わず恥ずかしくて胸の前で腕をクロスして隠す。
「きれいだ。見せて。」
頭が追いつかず、自分の意思とは別に声が漏れる。
大吾も興奮してきたのか息づかいが荒くなってきた。
荒い息づかいだけが耳に残り徐々にあの日のことが蘇ってくる。
あの人も胸を弄りながら鼻息荒く私の首を舐めていた。
「や、やめて。お願い…」
目から生暖かい涙が流れる。
大吾の動きが止まる。
「茉莉、目を開けて。俺を見て。大丈夫、俺だよ。」
そう言われて、自分がぎゅっと目を瞑っていることに気づいた。
目を開けるとそこに大吾の顔があり安堵する。
そうだ、ここは自分の家で、今触っているのは大吾だ。
「うん、ごめっ…大吾、良かった。大吾だ。良かった…」
「そう、俺だよ。茉莉は目を開けてて、俺を見てて。俺しかいないから。大丈夫。」
涙は止まらず次から次へ溢れる。
でも怖くない。私は笑顔で頷く。
そのままキスをすると止まっていた手がゆっくりと動き始めた。
「茉莉、おっぱい嫌じゃない?」
私はこく、こく、と頷く。
「服も脱がしていい?」
また頷くと、手慣れた感じであっという間に上半身裸にされた。
思わず恥ずかしくて胸の前で腕をクロスして隠す。
「きれいだ。見せて。」