憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「いや、忘れて良いから」



「なんでー!」



忘れないよ!
忘れないに決まってるじゃん!



記憶力は良い方だからね!



「…はぁ、もう行くよ」



なんか呆れられた?



ため息をついて歩き出す翼くんに、ハテナを浮かべながらついて行く。



「これからどうする?」



尋ねてくる翼くんに、「お腹が空きました!」とアピールする。



もう、12時だからね。

お腹がペコペコだよ。




「俺も。…昼ごはん何食べたい?」




こういう時、いつもわたし優先で考えてくれる翼くん。


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