憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「ふふ。ごめんなさい。行きましょう!」



軽やかにまたもや歩き出したわたしに翼くんが「ほんと、マイペース過ぎだわ」と言った気がするけど。



気にしない、気にしない!



「音羽は、ほんとにそこで良いわけ?」



ほら、まったく。
翼くんは、わたしに気を使いすぎなんだよ。



「全然良いですよー!わたしだってオムライス大好きなんですから」



言ってなかったけどね。


わたしだって、オムライスの愛はすごいんだからね!
翼くんには負けるけど!



「…ふ、そっか」



翼くんって、すこーし、小悪魔的な感じがする。



微笑んだときの表情が、きゅんってなる。



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