憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「…ふーん。それがどうしたの?」



なっ!



この人、めっちゃ手強いよ!



何言っても聞いてくれない気がする…。



困った…と黙っていると、梨紗さんは翼くんに近づいて。



「こんなお子様より、わたしの方が翼の隣には似合ってると思うよ〜?」



と、囁いた。



お子様…。



何も、言い返せないよ。



わたしなんかより、やっぱり梨紗さんのような大人っぽい人が翼くんにはお似合いなんだよ。



「…あのさ、誰が梨紗とお似合いだって?」



と、思った瞬間、翼くんがそう問いかけた。



「えー?翼に決まってるじゃない!」










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