憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「…それで、須藤先輩がなぜここに?」




一旦、心を落ち着かせたわたし。



副会長がなぜこんな所にいるのか、まず聞き出すまでの冷静さをやっと取り戻せたよ。



「いやはや、なぜって、あの翼が女の子連れてるのを見つけちゃったものでさ。
…気になって、後つけちゃった!」



てへっと、おちゃめに舌を出す須藤先輩。



でもさ!



そんなことして似合うって凄いなぁ、なんて感心してる場合じゃないのだ!



「…そう、ですか」



なんか、何言えば良いのか分からなくなってきたよ。




悪びれもなく言う須藤先輩に不信感を募らせる。



「…にしても、七瀬ちゃん、ちょー可愛いね」


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