憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「…そう、ですか」
電話を切った後も、戸惑いが隠せなくて。
あまりに蒼白い顔をしている俺に、父親が「翼?大丈夫か?」と声をかけるほど。
愛する人が事故にあったショックより。
梨沙に会うことの怖さの方が勝っていた。
それでも、それでもやっぱり梨沙に会いたくて。
「あ、翼…」
入院先の病院まで足を運んだ。
「梨沙…。ごめん、俺がついてなかったから」
違う。
そんな事が言いたいんじゃない。
「良かった、無事で」この一言を言わなきゃいけないのに。
俺は、何に謝ってるんだろうか…?
電話を切った後も、戸惑いが隠せなくて。
あまりに蒼白い顔をしている俺に、父親が「翼?大丈夫か?」と声をかけるほど。
愛する人が事故にあったショックより。
梨沙に会うことの怖さの方が勝っていた。
それでも、それでもやっぱり梨沙に会いたくて。
「あ、翼…」
入院先の病院まで足を運んだ。
「梨沙…。ごめん、俺がついてなかったから」
違う。
そんな事が言いたいんじゃない。
「良かった、無事で」この一言を言わなきゃいけないのに。
俺は、何に謝ってるんだろうか…?