憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「音羽が来る分には全然良いけど…。
その時は、遊佐。しっかり璃玖をホールドしておけよ」



ため息をついてそう言う翼くんに、「ほーい」と抜けた返事をする遊佐先輩。



「あっ、蘭ちゃんも絶対来なよ?」



「あ…、ありがとうございます」



須藤先輩、良いとこあるじゃん。


ちゃんと、わたしと蘭が一蓮托生ってことわかってるじゃん。


ナイス!


「…って、音羽。
作業の途中だよな?」



「あ、はい!
クラスのみんなに任せたままでした!」



ごめんっ!と、教室を見渡すと、みんなちゃんと手は動いてるんだけど、しっかり生徒会メンバーを見つめている。



それに、口パクで「こっちは大丈夫だから!」と伝えてくれるけど…。


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