憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「なにそれ。音羽が離れてって言ったんでしょ」



「うっ…。でも、翼くんを不安にさせなくないし…、わたしも嫌だから…」



そんなこと言うけど、自分でも離れたくないだけ。


ちょっとの時間も離れていたくないんだ。



「…あーあ、そんな可愛いこと言っちゃって。

俺、今 正常じゃないから何するか分かんないの知ってて言ってる?」



ギッ…と、ベッドが音を立てる。



これは…、なんかやばい予感がする!!



「ししし知らないです!
薬、取ってきますね!」



そう慌てて翼くんの部屋を出るものの。



未だ顔は火照っていて。



「翼くん、5秒で戻ってきますね」



と、ひとり呟いた。



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