憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
蘭にも一応伝えておく。



翼くんが嫌な人って勘違いされたらなんか残念だもん。



「それは、一緒にいるのが音だったからだとみた」



「ドユコト?」



わたしだったからって。

んー……、適当じゃない?



「そこがね、音の魅力なのよ」



「魅力…」




しみじみと言う蘭にジーンと心を温まらせる。



「えへ、なんかありがとう。蘭。大好き!」



ぎゅーっと抱きつくと、よしよしと頭を撫でてくれる蘭。




「あー、こんな可愛い子と同居って…。
会長、大丈夫かしら」



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