憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
羞恥心に顔を赤くしていると、翼くんはフワッと笑って教室に入っていった。
なななななな!!
なんだ、今の!
不意打ちは心臓に悪いよ!?
「え。今の、音にしたよね?」
目を見開いてる蘭にしっかりと頷く。
「う、うん…」
未だポーッとしてるわたしを見て、蘭は呆れた顔でため息を吐いた。
「あんたたち、昨日会ったばかりだと思えないわ」
そんなに仲良さそうに見えたのかな?!
照れるなぁ、あはは。
なーんて思っていると。
「きゃー!今の私にしたよね?!」
「アンタなわけないでしょ!わたしよ!絶対」
「違うわっ!会長はわたしに笑いかけたのよ!」