憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
…お姉さま方が、激しく言い合ってるではないか。
うわぁ…。
これ、わたしってバレたらとんでもないことになっちゃうやつだね。
地の果てまで追いかけられそう…。
こ、怖いよ。
勝手な被害妄想に頭を悩ませていると蘭が「もう、教室に戻ろうよ」と促した。
「そうしようか…」
それが良いね、うん。
会長の人気度が改めてわかった事だし。
蘭と一緒に教室に戻ると、途端にブブッとスマホが鳴った。
「誰だろう…?」