憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「はい!朔斗先輩ですね!」



親しみやすい人なんだろうな。



場を盛り上げてくれるし、空気の読めるタイプなんだろう。



「もう、音羽ちゃん、ホント可愛い!」



か、可愛い…?!



「か、可愛くなんかないですよ!」



お世辞が上手なんだから!



わたしなんかが可愛いなんて、朔斗先輩の目は大丈夫かな?!



「おお。噂どおりの天然姫で」



また天然って言われちゃったし。



わたし、ちょっと自分を見直そうかな…。



「私は、宇城蘭(うしろ らん)。音とは、生まれた頃からの親友です」



親友だって!













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