憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
ここからは、翼くんの出番だね。



もう、翼くんの頭の中では設計できてるんだろうな。



「お役に立てて嬉しいです!」



満面の笑みでそう伝えると「俺の方こそ。音羽に相談して正解だった」と言ってくれた。



「生徒会のメンバーにも明日、伝えておく」



いそいそとしている翼くんを見て、嬉しくも少し不安になる。



「生徒会の皆さんも、賛成してくれるでしょうか?」



翼くんは良いって言ってくれたけど、ほかの皆さんがどう言うか、分からないからね。



手放しに喜べないよ。



「大丈夫。俺が責任持って、提案してくるから」



こういう時、翼くんはとっても頼りになる。



嘘はつかないし、真剣に思ってるんだって分かるからこそ、さすがと感心する。



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