年下犬系男子は今日も
「山口........まおちゃんに........近すぎ...
さっさと離れろよ........」


私の膝の上に横たわっていたこころがそう言った


「うわ!愛川先輩!だ、大丈夫ですか?」


「あぁ、大丈夫だよ........ありがとう...
まおちゃん...」


こころの顔色はさっきよりもましになっていた


よかった


「どういたしまして」


「はい、愛川先輩飲み物です。
飲んでください。」
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