幼なじみの不器用な愛情
家と土地が売れたら華はこの家から追い出される。
祖母の遺品も金目のものはすべて業者に取られてしまった。






華は大きな孤独の中で今夜も一人リビングの中央で体を小さく小さくして眠りについていた。





アパートを探す気持ちにもなれず、将来への希望も目標も持てずに華はただただ無情な現実を受け入れられずにいた。


前に進みだす理由が見つからない・・・・

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