幼なじみの不器用な愛情
高橋はいいやつだ。これ以上ないってくらい優しい。
華を大切にしてくれる。向き合ってくれるとわかっている。
だからこそ華からの栄養ドリンクを複雑な気持ちで見つめる隆弘。

やっぱり好きだ。この気持ちは簡単にはなくせない・・・。








隆弘はこみ上げる気持ちを忘れようとベッドから起き上がり机に向かった。
机の上には華がくれた栄養ドリンク。

今は試験に集中しようと深呼吸してペンを握った。
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