幼なじみの不器用な愛情
隆弘は薬を見つけ華に飲ませる。
水を用意するときもキッチンにも何もなかった。

家財道具一式ない部屋。

どうやって暮らしていたのだろうと隆弘は華が心配になる。

そういえば試験が終わり華に再会した時、痩せていた。
夏バテかと思った・・・

いつもこの時期になると華は体調を崩す。

今年もその季節が来たのだと思っていた。

思っていたよりも華の置かれている状況が違っていた。
思っていたよりも悪い・・・


なにやってんだ俺・・・後悔が押し寄せる・・・
< 134 / 305 >

この作品をシェア

pagetop