幼なじみの不器用な愛情
「華・・」
「ん・・・?」
「愛してる。」
「私も、愛してる。」


ふたり、愛を交わし合い、何度も唇を重ね合う。


これは現実なのだと確かめたくなる。


それほどにずっと夢に描いてきた幸福な時間。


真っ暗な夜。

ふたりにはまぶしいほど輝いて感じる時間だった。
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