幼なじみの不器用な愛情
華のために買い物へ行ったまま亡くなった両親。

待っていることを約束したまま帰らなかった両親。

華は心の中で話しかける。

ごめんなさい・・・と




私、この人と幸せをつかんでもいいですか・・・と・・・




華の左手の薬指には隆弘から贈られたばかりの婚約指輪が輝いていた。
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