幼なじみの不器用な愛情
「そうなの?」
「うん。今日はバスケ部の部員が多いらしいからそのつながりらしいよ。」
隆弘は大学でもバスケの同好会に入っていた。華は何もサークル活動もしていない。
華は隆弘のにおいのするジャージに顔を埋めたまま大きく深呼吸をした。
「今夜はきっと隆弘の取り合いになるね」
ほかの生徒がそんな会話で盛り上がる中、華はもし今夜隆弘が誰かと付き合うことになったら・・・もしかして隆弘にもう好きな人はいるのかな・・・。そんなことを考えていた。








どきどきする自分の気持ちを隠せない・・・。
でも・・・この気持ちは永遠に隆弘には言わないと決めている・・・。

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