目覚めると、見知らぬ夫に溺愛されていました。
私は診察を終えると、病院のレクリエーションルームに向かった。
そこには、自由に使えるパソコンが2台置いてある。
私のスマホは落下時の衝撃で壊れ、新しい物を準備中だと「夫」が言っていた。
スマホがあれば随分便利だったと思うけど仕方ない。
レクリエーションルームのパソコンは幸運にも2台とも空いていて、気兼ねなく一色製薬について調べられそうだ。
昼から退院することになっていて、大した時間は検索出来ないけど、それでも何もわからないよりはいい。
< 8 / 285 >

この作品をシェア

pagetop