頑張る
再び2人だけになってしまい、気まずい。何か話そうと頭をフル回転させていると、
「澪、本当にごめん。この前、ひどい事言って 。名前とか、前みたいに呼んでくれていいし、困った事あったら言ってくれていいから」
突然の変化に驚く。
「ありがとう。でも、大丈夫だよー。ケホッ
今までも、やって、これたし…」
「澪、咳出てきてる。吸入しな」
そう言って、吸入器を渡してきた。
「ありがとう」
「それとさっき言いかけたんだけど、この病院は俺が中学の頃引っ越した時に、両親が経営し始めたんだよ。だから、澪は知らなかったと思うけど、ここはうちの病院だから。体調悪い時は遠慮せずここに来ること。親父の名前出せばすぐ対応して貰えるはずだから」
「え、でも…」
「一人暮らししてるんだろ。危なすぎる。困ったらいつでも来ること。約束だからな」
こういう時の蓮は譲らないことを知っている。ほんの少しだけでも心配をかけているなら、素直に頷いておいた方が良いことも。
「わかった。ごめんね、迷惑かけて」
「今日はもう寝ろ。学校には連絡入れとくし、しばらく休めよ。じゃあ」
「澪、本当にごめん。この前、ひどい事言って 。名前とか、前みたいに呼んでくれていいし、困った事あったら言ってくれていいから」
突然の変化に驚く。
「ありがとう。でも、大丈夫だよー。ケホッ
今までも、やって、これたし…」
「澪、咳出てきてる。吸入しな」
そう言って、吸入器を渡してきた。
「ありがとう」
「それとさっき言いかけたんだけど、この病院は俺が中学の頃引っ越した時に、両親が経営し始めたんだよ。だから、澪は知らなかったと思うけど、ここはうちの病院だから。体調悪い時は遠慮せずここに来ること。親父の名前出せばすぐ対応して貰えるはずだから」
「え、でも…」
「一人暮らししてるんだろ。危なすぎる。困ったらいつでも来ること。約束だからな」
こういう時の蓮は譲らないことを知っている。ほんの少しだけでも心配をかけているなら、素直に頷いておいた方が良いことも。
「わかった。ごめんね、迷惑かけて」
「今日はもう寝ろ。学校には連絡入れとくし、しばらく休めよ。じゃあ」