愛していたのは、人間じゃない君だった
「本音を聞かせて…?私は、貴方が居なくなっても大丈夫。だって、こんなに勇気を沢山…沢山貰ったっんだよ…?」

微かに伝わる、震えた手を俺はギュッと握った。

「愛はもう、立派に育ってたんだな。俺はお前を…。」

アンドロイドは、涙が出ないはずなのに…。

『愛していたよ』

その時、私は悟った。

アンドロイドでも、人間と同じ心があるのだと…。

それを、お知れてくれたのは君だってことを…。



冬に出会い色々な事を教えてくれた貴方は、冬の季節にうっすらと瞳を閉じ、眠りについたのだ。



『人間と同じように、皆心があり、愛されるために生まれてくるんだ』
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