同じ日が暮れて、違う星が落ちる
彼の部屋に着いたら、何と切り出そう。
きっと私の格好にまず驚くはずだ。
そんな顔を見たら、きっと縋り付きたくなる。
まだ一緒にいようと言いたくなる。
でも、私たちはお互いの未来を許さなくてはいけない時期なのだと悟る。
きっと私たちはとっくにオレンジ色を脱ぎ捨てていた。
彼の星はもう地上に落ちている。
それは私ではない。
涙がこぼれないようにぐっと顔を上げる。
そこには満天の星空が広がっていて、星がひとつどこかへ流れた気がした。
終わり
きっと私の格好にまず驚くはずだ。
そんな顔を見たら、きっと縋り付きたくなる。
まだ一緒にいようと言いたくなる。
でも、私たちはお互いの未来を許さなくてはいけない時期なのだと悟る。
きっと私たちはとっくにオレンジ色を脱ぎ捨てていた。
彼の星はもう地上に落ちている。
それは私ではない。
涙がこぼれないようにぐっと顔を上げる。
そこには満天の星空が広がっていて、星がひとつどこかへ流れた気がした。
終わり