24時間カレと一緒！？〜SP編〜

第1章

同窓会

「遙。ついたぞ。小学校の同窓会会場に。」
と車で送ってくれた長男の光が同窓会会場であるホテルについた事を教えてくれ、遙は、荷物を持って車から降りる。

「ありがとう。帰りは1人で帰るから大丈夫だよ。お兄ちゃん。」

と遙は兄にいう。

「そうか。気をつけてな」

というと帰るふりをして、どこかに行く前に光は、誰かにメールしてから車を発進させる。

ここで簡単に私の自己紹介しておきます。

私は、七瀬遙18歳

夢は幼稚園の先生になるために、一生懸命勉強しているの。
恋愛経験は、ないけど、いつか、いい人に会えるといいなと思っているんだ。

今日の同窓会は、高校卒業前に小学校の元クラスメイトのみんなの顔ぶれを見たいという人もいるということで、招待してくれたのが元クラスメイトの高根隆君がみんなに招待状を送ってくれたわけ。

と他のクラスメイトが来るのを待っていると‥
「あ、直子！麻紀！久しぶり」
「遙〜久しぶり。一緒に行こ！」
「うん！」
中学卒業以来の麻紀と直子と再会し、同窓会会場に向かう遙たち。

ホテルの受付には、ホテルのスーツを着た背の高い男性が遙達を通した後、誰かと無線機で
《こちら柳瀬。たった今マルタイが入った。今のところ、不審な奴は入ってきてはいない》
《了解》
とインカムで話してることに気づいていない遙だった。

ホテルのボーリング場に着くと、他のクラスメイトはもうついていて、待っていた。

「今日は忙しいところ集まってくれてありがとう。今日はたくさん楽しもう。」

「おー」


と当時小学校の健君がいうと同時にみんなの盛り上がりで同窓会が始まった。

みんながボーリングしてる間、私は直子たちとおしゃべりしていたら‥。