24時間カレと一緒!?〜SP編〜
直子達同窓会のメンバーが待っていて遙も食べ物を食べたり飲み物を飲んだりしながら、直子達と楽しいひと時を過ごしていた。

「七瀬は大学、行くのか?」
と当時小学校一緒だった隆くんに聞かれ、
「うん行く予定だよ。それにしても、しばらく会わないうちに男らしくなったじゃん?」

隆くんにいうと
「ありがとうな。」
と照れる隆。

「そういえば、遙、引っ越したんだよね?新しい家に。」
「うん。家の事情でね。」
と、直子達に新しい家に引っ越したことを話す遙。
「もし遊びに行けるようであれば遊びに行ってもいい?」
「いいよ」
と承諾する遙。
「もし、都合が悪かったら連絡して。一応、メアドや電話番号交換しておこう。」
と直子が提案し、
「そうだね。そうしよ」
と連絡先を交換する遙達。
「あ、俺たちのも、入れておいてくれよ。遙。」
「いいよ」
と健達男性組の連絡先も入れる遙。

「サンキュー遙。」

とお礼をいう健達。
すっかりたくさん話していて気づくとオレンジ色の髮の毛をしたスタッフらしきのお兄さんが直子達のところにいて、

「お客さま、飲み物のお代わりはどうしますか?」

「あっ入れて貰えませんか?」
「かしこまりました。」

と直子達は返事をして、飲み物を一つ一つ丁寧に入れていくオレンジ色の髮の毛のお兄さん。

「ありがとうございます。」
と遙達。
その遙には耳元で
「カワイイお客さま、悪いオオカミに捕まらない程度に飲んでくださいね。」
「えっ‥。あ、ありがとうございます。」
というお兄さん。

遙は飲み物を受け取りながら、

悪いオオカミって誰のこと?

と心の中で思ったことをお兄さんにぶつけようとしたらすでにお兄さんはジュースを全部入れた後、キッチンに戻っていた。

「おーい遙?どうした?顔が赤いよ。」
えっ‥な、なんでもないよ!」

と飲み物を飲みながらごまかす遙。

さっきのお兄さんが気になった‥なんて直子に正直に言えない‥。

「そういえばさ、さっきからイケメンばかりだよね?遙。受付にいた人もそうだけど。」

「えっ‥あ‥うん。そう‥だね。」

そういえば直子のいう通り、イケメンばかりだけどみんなスタッフなのかな?

深いことは考えず飲み物を飲みながら、みんなと一緒に話をしてると‥

「なぁ、そろそろ帰らないか?時間も遅いし。」

と隆達男性組がいいながら時間を確認すると、19時を回っていて、

「そうだね。」

麻紀達女性達組もいうと、眼鏡をかけたお兄さんが現れ
「では飲み物下げておきますね。」
「ありがとうございます。」
と親切なお兄さんにお礼を言って帰る支度をする遙達。
お兄さんがコップなどを片付けてくれている間に
直子達は支度を済ませ、
「遙〜トイレ済ませておこうよ。」
「いいよ。行こう」
とお手洗いに向かう途中、突然電気が消えてパニックが起きてしまう。
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