24時間カレと一緒!?〜SP編〜
「遙!!」
「シー!!今寝てます。今は寝かせておいてください。」
「あ、ああ。」


「月島班長から聞いています。ホテルの中へ入りましょう。話はそれからだ。」

「そうですね」
と伊織と桜井達は

中に入ると、
小声で話ながら移動すると、
「あった‥これか‥班長の言ってた隠し通路。」

「ここを通っていけば、たどり着くんだよな?伊織さん?」
「はいそうです。知ってるのは僕と兄の光と母さんと父さんだけです。遙は知らないです。」

「‥そうか‥」
と隠し通路を歩いて行くと、月島班長達のいる会社につく一同。

「お前達無事だったか。」

会社の建物の前では月島班長と遙のお父さん=七瀬悠と
遙のお母さん=七瀬優里の姿があった。

「ただいま戻りました。班長。」

「遙は?桜井くん達」
「彼女は今寝てます。きっと疲れたのでしょう。どうしますか?社長」
と桜井がお姫様抱っこ状態のまま話す。

「今は寝かしておいてくれないか?明日起きたら話そうと思っているよ。遙には。」

「わかりました。もし彼女が夜起きたらどうするんですか?」
「その時は‥遙には悪いが話すしかないかもしれないな。専属SPについては、ゆっくり考えてもらいたいところだよ。月島君どう思うかい?」
「そうですね‥いつ遙さんが襲われるかわかりませんし‥すぐにでも決めてもらいたいですね。遙さんには。」
「そうか‥」

「だったら‥今夜は僕が遙のそばにいるよ。」
と伊織が言うと、

「伊織‥気持ちは嬉しいがな‥万が一のためにもSPの方にもついていてもらいなさい」

「わかりました。父さん。光兄さん‥は?」

「光は‥、しばらく遙を遠くから見守ると伝言があった。伊織‥しばらく、お前が兄だ。」

「わかりました。」

「桜井は遙さんを部屋まで届けたら柳瀬達と交代だ。黒咲達は万が一のために外で待機だ。」

「了解です。月島班長。柳瀬頼めるか?」
と柳瀬に声をかけると、
「任せて。あ、棗も一緒にいるといいかもしれない。もしかしたら誰かを呼びに行く時もあるかもしれないしさ。彼女起きるかもしれないし、夜中に何かあったら‥大変だからね。」



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