once more
決心。
柊平 side


柊平『……俺が行く。』


場所を聞き、日曜日の朝
奏汰の実家へ行った。


菜々美はいなかった。
走り回り、探した。


と、その時
砂浜に座る人影が見えた。


もしかしたら…


近づくと、菜々美だった。


柊平『菜々美…っ、』


振り向いた菜々美の目からは
大粒の涙が流れていた。


< 120 / 150 >

この作品をシェア

pagetop