once more
柊平『気をつけて帰りなよ?』


『あ、はい…っ』


玄関で話をしながら
慶くんが、靴を履くのを待った。


慶『あ、菜々美、じっとして?
髪に何かついてる。』


じっとして待っていると、


慶くんの手が
伸びてきて、頬に触れた…


と、同時に慶くんの顔が近づき
唇が重なった。


え?


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