契約結婚の陰に隠された真実の愛〜言葉に出来ない気持ち〜
第四章 私は彼の何?
もう寝ようとしたら、ドアを叩く音がした。
こんな時間に誰?と思い、ドアに近づいた。
「亜実、俺、開けてくれ」
「社長ですか」
「なんでスマホの電源切ったんだ、夜話あるから電話すると言ったはずだ」
「すみません、忘れてました」
「お前、一々電源落とすのか?」
「あっ、いえ、あのう」
答えに詰まりしどろもどろになった。
「話あるから開けてくれ」
「はい」
そしてドアを開けた、彼は部屋に入ってくるなり私を抱き寄せた。(心配したんだぞ、何かあったらどうしようって思った)
そしてキスをした。
ダメって思いながら彼の背中に手を回していた。彼の舌と私の舌が絡み合い、彼の息が荒くなった
彼は言葉で好きだとか愛してるとか大切にするなどの甘い囁きは一切言わない、男が女を抱く時は嘘でも耳元で愛を囁くものだ。
でも彼はまったく無い、それは恥ずかしいから言わないのではなく、思っていないから言わないだけ?だけどキスや愛撫はこれでもかと言う位激しく熱烈だ。
私、単なる性欲の対象?ダメ、嫌だそんなの・・
涙が溢れてきた。
こんな時間に誰?と思い、ドアに近づいた。
「亜実、俺、開けてくれ」
「社長ですか」
「なんでスマホの電源切ったんだ、夜話あるから電話すると言ったはずだ」
「すみません、忘れてました」
「お前、一々電源落とすのか?」
「あっ、いえ、あのう」
答えに詰まりしどろもどろになった。
「話あるから開けてくれ」
「はい」
そしてドアを開けた、彼は部屋に入ってくるなり私を抱き寄せた。(心配したんだぞ、何かあったらどうしようって思った)
そしてキスをした。
ダメって思いながら彼の背中に手を回していた。彼の舌と私の舌が絡み合い、彼の息が荒くなった
彼は言葉で好きだとか愛してるとか大切にするなどの甘い囁きは一切言わない、男が女を抱く時は嘘でも耳元で愛を囁くものだ。
でも彼はまったく無い、それは恥ずかしいから言わないのではなく、思っていないから言わないだけ?だけどキスや愛撫はこれでもかと言う位激しく熱烈だ。
私、単なる性欲の対象?ダメ、嫌だそんなの・・
涙が溢れてきた。