契約結婚の陰に隠された真実の愛〜言葉に出来ない気持ち〜
彼は「亜実、愛してる、絶対に離さない」と言ってくれた、そして朝までお互いを求め合った。

「柊さん、大変です、もう朝ですよ」

「えっまじか、これでも亜実を愛する時間足りねえ」

「もう一度言って、愛してるって」

「亜実、愛してる、俺から離れるな」

「はい、そう言えば電話で話した時も朝になっちゃった事ありましたね」

「そうだな」

「もう起きないと」

「もっと亜実を愛したい」

「駄目ですよ、滝沢さんが迎えに来ちゃいますよ」

「待たせておけばいい」

彼は私の髪を撫でて、頬から唇を指で触れてキスをした。
チュッと唇に、そして私の唇を噛んだ。
私は初めての感覚に身体がピクッと反応した。

「亜実、感じた?すげえ色っぽい顔がたまんねえ」

私の肌はピンクに染まり、興奮はマックスに達した。

「柊、もっと・・・」

「亜実、亜実」

彼の唇は下へ移っていく、私の爪先の指に触れた我慢出来ず「あっああ」と声が出てしまった、彼の前で恥ずかしい淫らな体勢になり、彼を受け入れた。

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