お助け部ッ☆
黄金のでっかいキノコ……略してODK。お、これでいこう。
お前こそヒネリがないって?
しょうがないじゃん!名前つけようないし、黄金のでっかいキノコって長いじゃん!
あたしはODKに耳をあてた。
ピッピッ…
『コイツから音が…』
ってことは……爆発物ッ!?
パッと離れた。
でも爆発する様子もない。
あたしはキノコの周りをくるくる回って、観察した。
キノコの…かさっていうの?その部分がでけぇ。直径が……3mはあるな。
そーっと胴体(?)に触ってみる。
カンカンッ
おぉ!明らかなる金属音!しかも音が高い……
中は空洞な証拠!
こういう時ばかりは頭のきれる姫香。
『これ…見た目より軽いんじゃね?』
ODKを担いでみた。
『お!運べる運べる!』
よし!このまま役立たずイノシシ(神山さん)のとこまで……
『神山さんはどこ!?っつかここはどこ!?』
全く学習能力というものが備わっていない姫香だった。
『ヘ、ヘルプミー!!!!』