お助け部ッ☆
神山同様、草むらからコケて飛び出してきた黄金のでっかいキノコ…もとい、それを担いだ姫香。
「姫香あっ☆」
『え、あ!竜也!!良いところに!とりあえずヘルプ!』
キノコの下敷きになってる姫香を引きずり出す。
『あー、疲れた。あたしの勘が当たってよかった♪』
どうやら彼女は、勘でここまで来たらしい。
……外れたときの場合とか、考えないのだろうか?
『あ、大和先輩も。どうしたんですか?こんなとこで…役立たずイノシシの回収?』
「いや、それは放置。姫ちゃんを迎えに来たんだよ」
「せめて拾ってェェェ!!」
まったく相手にされない神山。
「ってかお前…黄金のキノコ、見つけたのか!?」
神山が姫香の横に物体を見て、目を輝かせた。
『あったり前っすよ。あたしを誰だと思ってんですか』
スゲェスゲェ!と神山は喜ぶが…あんまり反応がないのが若干2名。