お助け部ッ☆



山奥の秘湯とかの露天風呂って、野生の猿とかつかってそうじゃない?



いたらどーしよ!!



なんて、アホらしいこと考えながら扉を開けた。





「ウホッ」




扉を閉めた。




『………。』




猿……なんて、いなかった。





意を決して、もう一度開ける。




「ウホッ」




幻覚じゃねぇ……





ゴリラがいる。


















『どーしよ…』




野生のゴリラかな?


出ていきそうにもないし…




「ウホッウホホッ」




笑ってんのか?




なんとなく……入れって言われてるような気がした。




『あ…じゃあ遠慮なく…』



あたしはゴリラから離れて、露天風呂に入った。






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