三年後に君がいることを俺は願う
「はっ………はぁ………っ」

ねぇ、未来。
私は君のことが本当に大好きだった。
初恋だった。
大切だった。
もう一度君に会いたい。 会って抱き締めて笑って欲しい。
でもそれは叶わない。
だって私が手放したんだもん。
もう………無理だよ。

「ごめん、ね………未来」

私はその場に崩れ落ちた。
そして目を閉じた。
死んだらどうなるのかな?
わからないな。
もう会えないね、未来。
未来は………特別な人だから絶対君を守るよ。

『小鳥………っ!!』

ほら………。
目をつむると、君の笑顔が浮かぶ。
そして私の名前を呼ぶ君が………。
脳裏に焼き付いて離れない。
君は私の全てだったー。

ー大好きだよ、未来。
君だけは幸せになってね。
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