君の甘い罠。【出会い編】
バタンッ
車のドアを閉めた時、お父さんが車を走らせた。
そう言えば…どこに行くんだろう?
幼稚園でも家でもずっと我慢したもん!
2人がまた優しくしてくれる…!!
もう寂しくない…!!
そう思って、私は我慢してよかった…と思った。
母「あ…そういえばね?私、妊娠してたの。ま、出来ちゃった婚だからあんたと3歳差ね。」
…え?
じ、じゃあ私の弟か…妹って事?!
愛莉「ほんとに?!嬉しい!!」
凄く嬉しかった。
ずっと兄弟が欲しかったんだ。